間伐材や端材のリサイクル燃料として注目されるウッドペレットですが、専用ストーブなどの特殊な装置が必要なことが多く、アウトドア燃料としてまだ一般的とは言えません。要因として着火性の悪さと粒状ゆえの連続燃焼の難しさがあります。
この着火性と連続燃焼性を独自製法で向上※させたものがPペレットです。国産ヒノキの端材を、アウトドアで活躍するバイオマス燃料にリサイクルしました。
着火性が良く、途中で鎮火しにくい安定した炎が持続します。
※着火までの時間:約1/3(当社実験比)
バイオマス燃料は、環境に優しい燃料として期待されいる再生可能エネルギーです。
たとえば、植物由来の燃料が燃焼したときに排出される二酸化炭素の量は 、その植物が光合成をおこなった際に吸収した二酸化炭素の量とほぼ同量になるため、大気中の二酸化炭素の量は変化しないと言われています。
地球温暖化対策の効果が期待できる燃料として注目されています。
Pペレットは小粒状なので、コンパクトに収納することができ、どこでも手軽に持ち運びできます。
1回ずつ小分けにしておくと便利です。
〈Pペレットの使い方〉
パイロマスターに適量のPペレットを入れ、その上に乾いた小枝や落ち葉、松ぼっくりなどをのせて着火します。Pペレットが着火したのを確認後、炎が安定したらスキレットやヤカンをのせてください。
気温や天候に左右されますが、Pペレット100g(パイロマスター庫内2㎝程度)で約20分燃焼します。
〈通常のウッドペレットと併用してPペレットを節約する〉
通常のウッドペレットを80g~100g(パイロマスター庫内1.5㎝程度)入れ、Pペレット20g(まぶす程度)をかぶせて、さらに乾いた小枝などをのせて着火します。通常のウッドペレットに着火する頃には二次燃焼が安定しているので燃焼は持続します。
ただし、Pペレット100%の場合に比べて燃焼時間は短くなるので必要に応じて燃料を追加してください。
〈燃料を追加投入する場合〉
Pペレットや通常のウッドペレットを追加投入する場合、大量に投入すると庫内の温度が下がり炎が弱くなったり消えてしまう場合があります。
火勢をみながら10g程度づつ追加投入してください。
〈横風などで炎が消えてしまった時は〉
強い横風などで一時的に炎が消えてしまうことがありますが、火種が残っていれば息を吹きかけることで再び炎があがることがあります。
この時、急に大きな炎があがる場合があるのでご注意ください。